退去立会いが増える時期になりました。

海野です。

この時期退去の立ち合いが増えてきます。この立会いは本当に気を使う作業です。
何年、何度やっても慣れることはありません。

入居者に支払ってもらいたい家主と、ネット情報を鵜呑みにして勝手に拡大解釈しちゃう
入居者の板挟みになることが多々あります。

東京都が作った紛争防止条例（東京ルール）に従って精算することになるのですが
これがまた、あいまいというかなんというか。
どうすればいいんだろうと東京都に連絡するも『請求してはだめだ』ということではない。
双方で話し合え！と一蹴。

入居者には善管注意義務というものがあって『カビをはやさないように換気はしなくちゃいけない』し『ちょっと不具合が出たら壊れる前に連絡をすべき』等あるわけですが

湿気の多いこの日本でましてや、木造１階、日当たり悪し的なお部屋で１人暮らしなんてなかなか換気などできるわけもないのも理解できる。結果、風呂は黒ずみ、トイレは不浄という言葉がぴったりなことになり、収納、四隅はまっくろけなことになっています。

そして入居者から『換気してました！人より換気してた方です！むしろカビの生えた家具・洋服を弁償してほしい位だ、咳も止まらなくて病気になりかけた！』とか言われます。

はて、この場合のクロスの張替代は善管注意義務違反ってことで入居者負担なんですかね。
本人は頑張って換気はしたと訴えているがそんな物件を選んだ入居者のせいなのか。。

家主に湿気の溜まりやすい物件なんだから仕方ないですよと諭すべきなのか。

湿気問題ばかりではありません。上下階の音のトラブルだったり、残置物やゴミ問題だったりもめることは多岐にわたり憂鬱な時期なのでありますよ。

ふぅ～

 

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